外国人雇用の期待と現状

 少子高齢化の対策として、外国人雇用を考える企業が増えてきています。在留資格制度が技能実習から就労育成に変わり、より定住や永住資格の機会に繋がる特定技能の業種範囲は2024年7月時点で14業種(12分野)と広がりを見せています。

外国人の採用環境は、円安による就労所得の減少、他国での外国人雇用の増加、国内の地域間の賃金格差など、国内だけでなく国外での人材獲得競争が始まっています。その中で良い人材とめぐり逢うため、わが社を選んでもらうには、雇用条件だけではなく外国人への期待の程度やインセンティブは何かなど従来と異なる視点が重要になっているようです。特定業務の専門教育×日本語教育で人材育成する企業・団体も増えてきています。

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