ドローン飛行許可申請の判断①

 航空法に準じた無人航空機を操縦する場合は、飛行許可申請は不要です。
一方、趣味目的で飛行する場合でも航空法に違反する行為や定められている範囲外の飛行は許可申請が必要です。単純なケースはオンライン申請(DIPS)を利用すれば初めてでも比較的、簡単に許可を受けられるようになっています。
申請が必要かどうかを確認する大きなポイントは、
①飛行する場所が、飛行禁止空域か(飛行高さ、飛行周囲、飛行場所)
②飛行方法や行為において、夜間の飛行、目視外で飛行、危険物を輸送、農薬等の物件投下などに該当するか です。
 空を航行するには上空だけを注意するのではなく、地上との関係や建物などの人工物との関係、電力送電線や電波塔など多様なモノやことの存在が違反行為となるのか判断の悩みどころです。
 また航空法が基本にあるものの、飛行目的により関連法令(小型無人機等飛行禁止法や道路交通法、海岸法・河川法など)、条例なども注意が必要で特に条例は自治体により異なるため、飛行場所、範囲、時間帯、経路など十分な検討が必要です。
今後、建設関係等の業務でドローンが活躍するケースが増えてくると思われますが、人や人工物を始め複雑な要素との関連性にも気配りが必要です。

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